同棲と半同棲の違いは?メリット・デメリットは?どっちがおすすめ?

この記事でわかること
  1. 同棲と半同棲の違い
  2. 半同棲のメリットとデメリット
  3. 同棲と半同棲はどっちがおすすめか

これから同棲生活を考えようとしている人の中には、半同棲もアリなのでは?と考えている人も多いと思います。

 

そこでこの記事では、同棲と半同棲の違いと半同棲のメリット・デメリット、そして両方を経験した私から見た個人的な感想・どっちがおすすめかを正直にお伝えします。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

同棲と半同棲の違い|半同棲とは

 

まず同棲と半同棲の違いは以下の通りです。

同棲

  •  基本的に毎日同じ家で暮らす
  •  住民票なども一つの家にまとめる
  •  免許証・保険証・銀行登録住所・Amazonなど利用サービスの住所も変更

半同棲

  •  毎週末や決まった曜日・週の半分くらいに、どちらかの家に泊まる
  •  住民票や住所変更などはしない
  •  着替えやアメニティなどを相手の家に常備しておく

より細かいものもあると思いますが、大まかに言えば上記が同棲と半同棲の違いです。

 

つまり半同棲とはどちらかの家にある程度泊まったり、時にはそれぞれの家で自分の時間を過ごしたりと、同棲と一人・実家暮らしの両方を体験できる暮らし方といえます。

 

半同棲のメリットとデメリット

 

時に同棲、時に一人暮らし・実家暮らしを行き来するようなライフスタイルである半同棲ですが、半同棲にはメリットとデメリットがあります。

 

半同棲のメリット

半同棲のメリット1:一緒にいる時間が増える

 

同棲までではありませんが、お互い一緒に居られる時間が増えるのが半同棲の最大のメリットかなと思います。

 

連泊すれば2日間のデートプランなども考えやすいですし、2人で夜更かししながらNetflixなどで映画鑑賞するなど、のんびり2人の時間を楽しめます。

 

また、手料理を振る舞うこともいただくこともできますし、今までよりも濃い時間を過ごすことができます。

 

半同棲のメリット2:生活拠点が増える

 

例えば東京都内在住と都内近郊のベッドタウンに住んでいる同棲カップルがいたとします。

 

互いの家が一人暮らしで半同棲の環境を整えているのであれば、生活拠点が2つできます。

 

都内近郊に住んでて都内の職場・学校まで片道1時間かかるといった人は、前日に都内在住の相手の家に泊まって、翌日ゆっくり通勤・通学することも可能です(もちろん相手の気持ち・予定が優先ですが)。

 

一方で都内近郊のショッピングモールなどでデートする際は、前日に都内在住の人がベッドタウンに住む相手の家に宿泊。

 

生活拠点が増えることによって、デートやお出かけの幅も広がります。

 

MEMO
ただ単に泊まる目的だとあまり印象は良くないので、相手の気持ちをしっかり汲みましょう

 

半同棲のメリット3:デート代の節約につながる

 

半同棲であれば連日のデートも容易になります。宿代や食費がグンと下がるので、少ない費用で最大限デートを楽しむことが可能に。

 

遠出をせずとも二人で家で食事を作って映画鑑賞など、家デートも楽に過ごせるのでおすすめです。

 

半同棲のメリット4:相手の暮らしがある程度わかる

 

半同棲相手の普段のライフスタイルを垣間見ることができるのも、半同棲のメリットです。

 

インテリはどんな趣味なのか、家事や掃除などはどれくらいやっているのか、今まで見えてこなかった部分が見えるようになります。

 

普段の生活でどんなルーティンがあるかもチェックできるので、半同棲から同棲へのイメージがつきやすくなります。

 

半同棲のデメリット

半同棲のデメリット1:相手の嫌な部分が見えるようになる

 

相手の普段の生活が見えやすくなるのは良いことですが、当然悪い部分も見えてきます。

 

洗濯物を溜め込みすぎているとか、トイレの掃除が全くできていないとか、排水溝周りがすごく汚いとか、ゴミもほったらかしとか。可能性は無限大です。

 

半同棲のデメリット2:半同棲相手に冷めてしまう

 

嫌な部分が見えすぎて自分の価値観に合わなすぎると、最悪の場合相手への恋心が冷めてしまう可能性も。

 

正直に嫌な部分を伝えたとしても、同棲しているわけではないので説得力も弱くなってしまいますし、人のルーティン・クセというのは直ぐに治るのは難しいものです。

 

半同棲のデメリット3:喧嘩が増える

 

一緒の時間が増えると喧嘩も多くなる可能性があります。

 

上記に述べた相手の嫌な部分が増えたことやライフスタイルが合わないなどの要因があれば、喧嘩に発展しかねません。

 

半同棲のデメリット4:慣れにより結婚のタイミングを失う可能性が

 

半同棲が長く続くと、その生活に慣れてしまうこともあるでしょう。そうすると結婚のタイミングを失ってしまう可能性があるかも知れません。

 

もちろん結婚が全てではないですが、結婚を検討しているカップルとしては、「結婚してもしなくても今の関係そんな変わらないかも」と思ってしまうかもしれません。

 

同棲と半同棲はどっちがおすすめか

 

実際に同棲も半同棲も経験したことのある私からすれば、もし同棲生活を始める初期費用を十分に払える貯金があれば、断然同棲がおすすめです。

 

互いの時間を確保できる・生活拠点増えるなどのメリットが半同棲にはありますが、やはり中途半端な暮らし方の印象は受けます。

 

ただし、結婚などを見据えていない・将来的なプランがいまいちボンヤリしているカップルが同棲を始めることはおすすめしません。

 

同棲した先にある未来のイメージを共有できていない場合があるので、そのような場合だと同棲解消・別れる原因になることもあり得ます。

  •  結婚を見据えて同棲したい人
  •  籍は入れずとも将来もずっと一緒にいたい事実婚を考えている人
に同棲はおすすめかなと思います。